おかわり

毎日繰り返しができない人。たべたりのんだりねむったり。まるでだめなおたく

新生活妄想日記in家電売場

季節はめぐり、秋になりました。

私は店長から遅番を打診され、えーーーいやだなーーーみたいな雰囲気をめっちゃ出しながら「うーーーん」と唸っていた。
すると芳しくない雰囲気を察したのか、かの店長様「だって僕今週休みなかったし……」と同情を誘う言葉を使ってきた。私は必死で「そうなったんは自己責任じゃねぇかクソ」という言葉を飲み込みながら、愛想笑いを浮かべておりました。しかし、その場にいた大学生の男の子(とてもいい子。将来社畜有望)が困っていたので、渋々了解してやったのでありました。
大学生くんはどうも店長に呼び出されていたらしい。彼も店長に目をつけられた可哀想な子なのである。困ったらシフトの打診をされている。最近はほとんど困っいるので、よくよく毎回彼を呼び出している。困った大人である。呼び出しに乗じて二人っきりの個室で何か間違ったことが起きないだろうかと思考を巡らせているが、三次元のままだとうんともすんとも言わないのでキラキラ二次元にしないことにはどうにもなりそうにもない。二次元にしたところで、きっとどうにもならないのであるが。

私はもうほとほと疲れたのである。人を雇うのとかシフト組みの下手くそなとことか、その皺寄せを自分ならず人にもよせよせするとことか。風邪もそれに拍車をかける。お仕事したくない。お仕事したくない。お仕事したくなーーーい!!!
そうして私は考えた。

そうだ!転職妄想をしよう!!!

いまドラクエ3をやっているのだが、そこは現代のようなくそめんどくさい転職システムではなく、レベル20になったら転職できるという神システムなのである。もうレベル20くらいにはなってるなってると自分に言い聞かせながら、私は車内でパンを頬張りながら脳内転職を決意したのであった。
昼飯を買いに来ただけのはずであったが、気がついたらイオンまで連行されていた。しかも拘束時間が長い。私は何をするでもなく、ふらふらとショッピングモール内をさ迷っていた。鼻は依然じゅるじゅるである。
あまりにすることがないので、転職に必要なものとはなんぞやと考えた。

一人暮らしだ!!!!

そうだ、今の私には一人暮らしが足りない。一人暮らしをして、かわいいねこさんとキャッハウフフな体験が、いま、いままさに、もとめられている!
そうと決まれば形から。足早に電化製品売り場へと向かったのであったーー。
電化製品はね、夢がつまっている。こんなに大きいオーブンが家にあれば鶏の丸焼きが作れたり大きな魚の姿焼きが作れたりしちゃうわっなんて涎を垂らしながら見ることが出来る。でもそんなことができるオーブンレンジは、いつだって桁が違うの。いつもならなるべく値段を見ずに通り過ぎるのだけど、今日は違うの。なんたって私はこれなら一人暮らしをするんだからーー(という妄想)
はてさてこれから新生活を始めるべくして必要となる水でアレするすごいオーブンレンジはおいくらかしらーーー15万円!しかも決算価格!あほか!!!!給料かよ!!!ふざけんな!!!!
どれどれ洗濯機はーー15万!炊飯器は10万!冷蔵庫はなんとなんと20万!!!!高いよ!高すぎるよ!いやどれもこれも未分不相応なものを見てるからなんだけどさ……そして悟る世の中金説。
突如思い出す遥か彼方の夢。異世界から来た人間をお家に匿い養う夢。どう考えても今の経済状況じゃ無理ですわ……。でも異世界の住民の宿屋さんにはなりたいなと思う今日このごろ。

そんな私はあまりにも貧相な格好をしていたのか、母に哀れみの目を向けながら「これ、あげるわ……」と青くお上品な年相応バッグをもらい受けました。内緒だけど年相応って言葉使ってるけど実際どんなんが年相応なのかは知らない。おわり。

風邪ぴき

歳をとるごとに風邪をひきやすくなっている気がする。
仕事が接客業だということもあるんだろうけど、それにしても二ヶ月に一回というハイペースはどうなのという気がしなくもない。
風邪だと気づく前にクシャミが連続ででていた。それを見た主婦さんに「風邪ですか?」と聞かれたが、ほこりとかハウスダストのせいかと思っていたがそんなことはなかった。まごうことなき風邪であった。

毎日更新するのを目標としてアレしたのにしょっぱなから更新できてないやつ。更新だけが目標だから、ほら、うん……

そして失敗は繰り返される

拝啓 だれかさま

おかわりないでしょうか。
私はたぶんこれから少し変わってしまうようです。
昔からブログを作っては更新せずに、作っては更新せずを繰り返しーー今ではどこに何があるかわからなくなってしまいました。これからはそれら失敗から心を新たに、美しく清らかな日々を綴っていきたいと思います。

それはそうと本日、うちに新たな住民がやってきました。彼なのか彼女なのかはわかりかねております。初めは部屋の隅でじっとしてました。しかし、母の「ゆけ!!」という掛け声となにかボタンが押された音がすると、たちまち動き出し部屋のあちこちに勢いよく突進しながらウィンウィィンという鳴き声をあげだしました。そのうしろから母が「ちょい!ちょい!」と言いながら床に置かれたものを高いところに投げる様子を見て、私は新しい住民に哀れみの目をおくったのも束の間、コードを食べだしたので息の根を止めてやったのでした。

次回、お掃除ロボットは家を選べない。続かない。